奈良～平安時代、水をつかさどる菩薩である十一面観音像が近畿地方を中心に多く造像されました。わずか7躰しかない国宝の「十一面観音像」はすべて近畿にあります。そして、7躰のうち六波羅蜜寺の観音さまは秘仏とされ、辰年の秋だけのご開帳。12年に1度しか訪れない、特別な機会をMKトラベルと一緒に巡りましょう。7躰の観音さまを一挙にご覧いただけます。

国宝十一面観音像
・渡岸寺(向源寺)　長浜市（滋賀県）
・六波羅蜜寺　　　京都市東山区
・観音寺　　　　　京田辺市（京都府）
・法華寺　　　　　奈良市
・聖林寺　　　　　桜井市（奈良県）
・室生寺　　　　　宇陀市（奈良県）
・道明寺　　　　　藤井寺市（大阪府）

なかでも六波羅蜜寺像は２mを超え、国宝７体のうち最大のものです。

近畿4府県に点在するすべての国宝・十一面観音像を2日で巡ります。
駆け足の内容ですが、それぞれに国宝の十一面観音像を心に強く、深く刻んでいただけます。

MKトラベル定番の西国三十三カ所巡礼の番外特別編としてもぜひご参加ください。

次にこの7躰の観音さまに会えるのは、2036年の11月です。
是非ともこの機会にご参加ください

行程(奈良めぐり　3か寺)

国宝十一面観世音像

法華寺

光明皇后の発願により、総国分尼寺として建立。
ご本尊の十一面観音立像(国宝)は、光明皇后がモデルであると伝えられています。
長年秘仏であったため造立当初の姿が保たれており、1mの小ぶりの像ですが、天平時代の風格をそなえつつ、密教の影響がよくあらわれたお姿です。

室生寺

平安時代前期の様式で、しっかりと引き締まった体躯のなかにも、女性的な優しさが感じられるお姿です。
千年以上にわたり、室生の地で人びとを見つめ、包み、その苦に寄り添ってこられています。

 

聖林寺

天平時代の彫刻を代表する美しさで、国宝制度がはじまると同時に国宝に指定されました。均整のとれたスタイル、微妙な変化をみせる指先等などミロのヴィーナスとも比較され、女性的な優美さと男性的な威厳を併せ持ち、すべてを超越した圧倒的な存在感のあるお姿です。

まほろばキッチン橿原店

奈良めぐり編では、休憩のお愉しみとして「まほろばキッチン　橿原店」をご案内します。まほろばキッチン橿原店は、JAならけんが運営する、安全・安心な県内農産物を提供する施設。全国最大級の売り場面積を有する農産物直売所を中心に産直レストラン、フードコートなどがあり、1,000名を超える登録農家さんが毎日、新鮮な旬の農産物を届けてくれています。「まほろばキッチン橿原店」は、全国最大級の売り場面積を有する農産物直売所を中心に産直レストラン、フードコート等で構成されています。生産者の顔が見える安全・安心な地場産農畜産物を消費者のもとへ届けるなど「地産地消」の輪を広げています。

行程(早めぐり　4か寺)

※早めぐり編では、休憩のお愉しみとして多賀サービスエリアに立寄りいたします。名神高速道路の中でも屈指の規模を誇り、食事や買い物が充実した大型サービスエリアです。上り線と下り線は、歩道橋を介して、両施設を歩いて往来でき、それぞれの個性豊かなサービスエリアを一度に楽しめます。

国宝十一面観音像

六波羅蜜寺/京都市

普段は秘仏のため、本堂中央の厨子の中に安置されていますが、十二年に一度、辰年の年に御開帳されます。7躰の国宝のなかでも最大の2メートルをこえるお姿です。

道明寺/藤井寺

平安時代初期の造像。菅原道真公の作と伝えられています。緻密に彫刻された装身具、張りのあるお体の表現が平安時代初期の特徴をあらわしています。毎月18日と25日に拝観することができます。

 

観音寺/京田辺

天武天皇の勅願により建立。その後、天平時代に聖武天皇の御願により良弁僧正が伽藍を増築し十一面観音立像を安置したといわれています。木心乾漆造で彫刻されており、千年以上に渡り、無病息災、災難除け、心願成就の信仰を集めています。

向源寺/長浜市

聖武天皇の勅願により建立。泰澄大師が、聖武天皇の命で彫ったと伝えられる檜の一木造りの十一面観音像です。日本彫刻史上の最高傑作ともいわれ、祈りの仏にふさわしい、慈愛に満ちたお姿をしています。

多賀サービスエリア

安心して過ごせる広々としたSA

滋賀県犬上郡多賀町にある多賀（たが）サービスエリアは大規模なSAで、食事や買い物に便利です。テラス席も広々としています。建物から少し離れた場所にわんこ用の小さなスペースがあるほか、歩道橋でドッグランのある上り線のSAへ行くこともできます。

旅行条件

お申込みについてのご注意

※最少催行人数20名様です。最少催行人員に満たない場合は、旅行の実施を取りやめることがあります。出発の７日前にその旨をご連絡し、お客様から当社がお預かりしている旅行費用の全額をお返しいたします。
※旅行条件・旅行代金は、2024年9月1日現在を基準としています。
※行程および帰着時間は交通事情などにより変更になる場合があります。
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